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□CONTENTS

 02

 品詞の区別力/文型の必要性
 "速読(Z会)"系教材の使い方
 動詞の意識〜自動詞?他動詞?〜
 塾・予備校と通信教育
 辞書選び/紙の辞書と電子辞書

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<"速読(Z会)"系教材の使い方@>

 僕は単語集にはターゲットを使っていると言いましたが、誰もが知ってる速読英単語も使っています。ただ、単語集としては使っていないんです。今回は、その速読英単語の使い方について説明していきます。タイトルに速読系としたのは、速読英単語以外にも同じようなタイプの単語集があると思うので、それらにも使えると思うのでそう表記しています。例えば、Z会が出している速読・速聴英単語シリーズですね(これも僕は持っていて、後々オススメに加えようと思っています)。

 速読英単語の使い方の部分を読むと、編集者が言うには、

1. 辞書と解説を用い英文の大意を読み取る
2. 全訳で確認
3. 声に出して読む
4. 個々の見出し語の確認
5. 派生語の確認

が効果的みたいです。

 さて、ここで皆さんに聞きたいことがあります。僕が持っている速読必修編の場合ですが、英文が全部で75あります。その75の英文に↑のようなことをしたらどのくらいの時間がかかるでしょう?受験科目が英語のみだったらこれぐらいやってもいいと思います。ですが、普通3教科以上ありますよね?英語だけにこんな時間かけられますか?僕が思うに英語が苦手な人はこんなに細かくやらなくても、テストの点は上がるはずです。単語集にこんなに時間をかけるより文法・長文に配分すべきです。中には、「速読は長文の練習にもなるし、文法の構造も理解できて、むしろ時間をかける方がいい」っていう人もいるかもしれません。実際、速読は入試問題からの抜粋もけっこうありその通りなんですけど、速読の練習のため200word程度に英文が調整されています。入試問題がこんな少ない英文のわけがありません。僕が受けた関大の入試問題とか、その他の大学の入試問題でえげつない量の長文とか出してるとこもあります。そういう大学を受ける人が、速読の英文に慣れてしまうと本番で痛い目にあいます。普段200wordなのに、本番では何倍もの英文量だったと・・・

"速読(Z会)"系教材の使い方Aへ続く

     

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